心の中でいつも自分にダメ出しをしている関口さなえです、皆さまごきげんよう!
自分へのダメ出し集
・ブログを書けば、つまらない文章だな。
・記事がなかなか書きあがらないと、ほんっと遅いな、お前才能ないよね。
・自分の写真を見ては、やっぱりブスだな。
・ご飯を作れば、見た目は誤魔化せても味は誤魔化せないな、もっと美味しく作れないのかな。
・ぼーっとTVを見れば、私って時間を浪費するダメ人間だな。
・瞑想をサボれば、10日間も合宿行って、何やってたの?
・部屋の隅にあるチェロを見ては、どうせ私は何も続けられないダメ人間だな。
・掃除を忘れて、あぁ、ダメな妻。
あーあー、なんて私はレベルの低いダメ人間なんだろう・・・。
ほんと、ちゃんとしてよ自分っ!
ちゃんと!
よくカウンセラーさん等に指摘される口癖は「ちゃんと」です。
・ちゃんとやらなきゃいけない。
・ちゃんとしてない。
・ちゃんとやろうと思っていたのに。
・ちゃんとして欲しい。
・ちゃんとやります。
・ちゃんとできていない。
やたらと「ちゃんと」を繰り返すらしいです、私。
「ちゃんと監視員」が自分にインストールされていて、自分に(ということは、他人んにも)「ちゃんと」することを強制しているようです。
挙句の果てには、
ちゃんと自分に優しくしたいんです!
と、カウンセラーさんに言ったことも。
自分に優しく出来ない自分を責めるのを、まずはやめてみようか(笑)
大切な友達だったらどんな言葉をかけるのか
ところで、大切な友達が落ち込んでいたら、あなたはどんな言葉をかけます?
・文章が下手だと落ち込んでいれば、あなたの生き生きした文章、好きだな~。
・ブスだと嘆けば、顔のここがチャームポイントだよね!羨ましいな~。
・料理に失敗したと言えば、自炊してる、それだけで偉いよ私たち(笑)
・ぼーっとTVを見て時間を浪費したと嘆けば、リラックスする時間も必要だよ!この漫画いいよ、よかったらかすよー。
・チェロを弾いてないと自己嫌悪すれば、大人の趣味じゃない、また気が向いたら弾けばいいだけじゃない?
・部屋が汚くて情けないと言えば、部屋がキレイなこともいいけど、奥さんがニコニコしてる方が旦那さんは嬉しいんじゃない?
そんな言葉をかけてあげたりしませんか?
仕事のミスで落ち込んでいる友達に、注意力が足りないとか、仕事向いていないとか、才能ないとか、そういうこと、言わないですよね。
#落ち込みから回復して、真剣に相談を受けたら言う可能性もあるけど。
でも、自分の場合は「ちゃんと監視員」が厳しい言葉でいちいち糾弾する。
自分自身に対しても、大切な友達にするように、優しくありたい。
自分自身に話しかける言葉を変える
そんなことを思ったのは、水島先生の著書を読んでいて。
摂食障害の患者さんには「自分に厳しい」「完璧主義」の人が多いそう。
自分を責めてストレスを増幅させ、過食に走る・・・マッチポンプかいっていう。
そこで、水島先生は、「自分の心の保護者」になることをすすめてらっしゃいます。
自分自身に話しかける言葉を「もしも大切な友人にこういうことが起こったら自分は何と言うだろう」と考えた言葉にする
「拒食症・過食症を対人関係療法で治す:水島広子著」より
そうしよう!
と思っても、そう簡単に実行できなそう・・・
でも、この1年で、自分が苦しい気持ちになった時は、「あ、私苦しんでるな、どうしたのかな。」って気づけるようになったので、
苦しい気持ちになっているときは、自分がどういう言葉をかけているのかを観察してみましょう。そして、自分はそんなことを大切な友人に言うだろうか、と考えてみてください。
「拒食症・過食症を対人関係療法で治す:水島広子著」より
ということで実践してみたところ、日々自分が、どれだけの罵詈雑言を自分に浴びせているか、そして、そんな言葉を、大切な友達には決して言わないだろうな、ということに気づいた、という話でした。
自分にどんな声掛けをしているのか、ちょっと気にしてみると面白いですよ!
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そういえば、よつばと!は何巻まで行ったのかな・・・読みたくなった。