はたから見れば友達が多く自信があるように見えるらしい関口さなえです、皆さまごきげんよう!
つい先日もそう言われました。
だがしかし、ブログを読んで下さってる方には、そうでないことはお見通しですよね。
自信がなく、親しい関係を持ったり維持するのが苦手
過食症やむちゃ食い障害に比較的多く見られる「対人関係の欠如」は、引きこもりタイプではなく、「はたから見れば友達が多く自信があるように見えるけれども、本人は自信がなく、本当に親しい関係を持ったり維持したりすることができない」というタイプです。
あうぅ・・・・目を背けたいところなのに、グッサリ過ぎ。
本記事の全ての引用は、前回から引き続き、水島先生の著書「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」から。
・「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」水島広子★過食嘔吐は対人関係を楽にするチャンス!
こういうタイプの人にとっては、「親しさ」は「孤独」と同じくらいストレスになります。
寂しがり屋なので、孤独はすごく怖いのですが、はい、親しさも、怖いのです。
ヤマアラシのジレンマっぽいですね。
だから、ちょっと人と距離を保つようなタイプの人と、仲良くなる傾向がある。
特に、女友達はそれが顕著(親友は違うかな・・・いろいろ例外あると思いますが)。
過去の男性は・・・両極端だったなぁ。
すごい親密さ、境界線のない一体感を求めるタイプと、心理的な距離を取るタイプと。
親しさが重荷なると関係を断絶しがち
これがズバリ過ぎてツライ・・・。
自分の内面をきちんと伝えることができないので、常にいい顔をしてつきあうことしかできず、親しい関係は大変な負担になります。
親しさが重荷になってくるとどこかで関係を断絶してしまう、というパターン
本心、言えないんです、どこに本心があるのか分からないし、いろいろ考え過ぎて、何を言っていいか分からなくなるから。
でも、いい顔ばかりしてる(そういう人との付き合い方も失礼なんだけど、好きでやってるワケじゃなくて、自己防衛なんですよね・・・)と無理が出てくるし、近づけば近づくほど、お互いの「期待」も高くなって、ズレが致命的になってくる。
そして、迷いに迷って、決心して、思い切って言葉に出すと、煮詰まりまくってヘドロみたいになった、もはや元型を留めない、本心からは程遠い言葉が機関銃のように出たりして、自分でも困惑する。
まあ、罵詈雑言的なものとか、ヒステリックだったり、性格わるーーって感じになることが、多い・・・。
そんな言葉を投げつけられて迷惑するのは相手の方で、そのまま断絶・・・・・よくやらかしたなぁ(遠い目)
相手は何が起きたか、多分、分からない、分かるはずがない、言葉でちゃんと伝えていないから。
そういうコミュニケーションパターン、今もいろいろな所で、出ちゃう時がある。
私、拗ねるんですよ
ま、拗ねてるわけです、一言で言えば。
お前のせいで私はこんなに辛いんだと(自作自演なんですが)、相手に罪悪感を抱かせて、どうにか分かってもらおうとする、幼稚な試みです。
そんな自分が嫌い。
何でちゃんとってか、普通に伝えられないんだー!
そこで対人関係療法!
私、この能力が低い。
安定した親しい人間関係を続ける能力
自己理解が、摂食障害治療には大変重要と水島先生もおっしゃっているので、まずは、そういう傾向あるなっていうこと、受け止めたいと思います。
受け止めると何がいいって、そこから解決をしようという気持ちが生まれること。
で、「安定した親しい人間関係を続ける能力」を養っていくのが「対人関係療法」ということに、水島先生の本を読んで納得しました。
そして、これで、自分の対人関係の問題点を洗い出して、改善していきたいと思っています。
さっきポチりました。
拗ねなくなったら、過食嘔吐もなくなるかも?
簡単に言うと、勝手に我慢して、突然拗ねるクセ、止めたいんですよ。
身近にいる大切な人のためにも、自分のためにも。
止めたいなら止めればいいんだけど「拗ねてる時に、自分が拗ねていると気づいていない!」のが致命的なので、対人関係療法、えぇ、やってみたいと思います。
そういった問題が解決していくと、「過食嘔吐に、言葉で言えない何かを語らせる必要がなくなる」ので、過食嘔吐も自然におさまるのだろうと、水島先生の本を読んで思えるようになりました。
過食は、心のバランスがとれてくると、自然と止まってくるものです。
そして、心のバランスは、重要な人との対人関係の質に拠るところが大きい。
過食嘔吐と正面から向き合ってみたら、本当の課題に気づかせてもらった、そんな気持ちもしています。
対人関係を楽にしたい!
うーん、身近な人を困らせず、自分自身も困らせないようになりたい!かな。