「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」水島広子★過食嘔吐は対人関係を楽にするチャンス!

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先日、数カ月ぶりの過食嘔吐をやらかしてしまった関口さなえです、皆さまごきげんよう!

でも、悲壮感漂う孤独な過食嘔吐じゃなくて、楽しく会食してて食べ過ぎて気持ち悪くなったので、そうだ、これはあの技術を使う時だ!と。

お蔭で二日酔いになりませんでしたが!

過食嘔吐が始まる時の、あの精神的高揚?切迫感?のようなものは一切なかったのだけれど、ちょっとヘコんだかな・・・最近ストレスが高まっていたサインかもしれません。

こういった症状に飲み込まれることなく、自分の精神状態のバロメーターだなーと思って付き合っていきたいと思います。

さて、そんな私ですが、こんな本を読んでいます。

自分に当てはまることがあり過ぎるのと「対人関係療法」がハマりそうなので、この本に沿って、具体的なアクションをしようと思っています。

その前に今、過食嘔吐に悩む人、過食の傾向がある人に、是非知ってもらいたい、知って安心してほしい!と思うことがたくさん書いてあったので、ご紹介させてください。

摂食障害はわがまま病?

摂食障害の患者さんは決してわがままではありません。ー中略ー 周囲に配慮しすぎて、言いたいことも言えないというのが患者さんの一番の特徴なのです。

どうしても「わがまま病」とか言われて(または、言われていると思い込んで)、自分を「わがままで過食嘔吐するダメなヤツ」と自己否定してしまう。

あと、「意志が弱い」も良く言われますよね(と、自分で自分を責めている)

摂食障害の治療において最も重要なのは自尊心を高めることです。

「自尊心」を高めるポイントなども、摂食障害の症状と共に、分かりやすく紹介されていて、より自分事として参考にできます。

過食嘔吐はがまんしなくていい

心療内科とか行って治療プログラムとか受けたら、過食嘔吐が二度とできなくなりそうで怖い←この発想、分かる人は分かると思うんだけどな・・・

で、水島先生は初診でこうおっしゃるそうです。

過食嘔吐は自由にやってください。過食は、心のバランスがとれてくると、自然と止まってくるものです。

過食嘔吐を無理やり止めても、過食嘔吐する原因がある限り、意味がない。

対処療法ではなく、根本治療を目指す発想!

過食は今のあなたに必要なものなのです

これ、これよこれ!

苦しみや不安、苛立ちを、心の中で抱えきれない状態になっている今、過食することで、どうにかバランスを取っている・・・そう思えると、症状のとらえ方が変わって来ませんか?

ちょっとした補助輪みたいなものかもしれません。

「過食嘔吐」いきなり奪ってしまうと、より強い精神不安定を招いてしまい、最悪の場合自殺に繋がることもあると。

治療で目指すのは、過食嘔吐に頼らなくても心のバランスを取れるようになること

正に根本治療ですよね。

そしてですね、これ!

そうやって手に入れたバランスは、かつての「バランス」などとは比べものにならないくらい、安定して満ち足りたものになるでしょう。

患者さんの病気や症状だけを診るのではなく、患者さんの人生そのものをあたたかく見守る視点とか、

人間が本来持つ「力」への信頼があるなーと感じられて、読んでいてとても希望が持てました。

しかも、ただ楽観的というのでもなく、冷静で現実的で、そして実際の臨床例に即した、非常に現実味のある、具体的な内容になっています。

精神科医水島広子先生:摂食障害の方へ(この本の第6章から、治療についての基本的な考え方)

摂食障害はお母さんのせい?

心理カウンセリング業界ではメジャーな、何でもかんでも、小さい頃のお母さんとの関係、に原因を求めるのって、ちょっと違和感があるんですよね。

その多大な影響は認めるし、1年間、それとガッツリ向き合ったことが今に繋がっているのだけれど。

摂食障害の原因を主として幼児期の母子関係に求める考え方は、事実としても誤りであると同時に、さまざまな弊害を生んできました。

父親は母親に向かって「お前のせいだ」と自分の責任を棚に上げて責め立て、患者さん本人は母親に「母親のせいだ」と恨みを持ち、母親は過剰な罪悪感を抱いて育児への自信を失い、全員が「取り返しのつかない問題だ」と絶望してしまうのです。

他人を責めるか、自分を責めるかで、今ここ、から目を背けてしまうことになっていないかな?って。

幼少期に母親の愛が足りないと感じていたとしても、現在の母親も患者さんも、その当時とは変化しているのです。-中略ー 母親との関係を修復できるのは、現在だけなのです。

なんか、グッと来るんです、心に。

「夜と霧」のフランクルも、フロイトの精神分析的な、過去に原因を求める視点の意義は認めつつも、視線は現在~未来へと向かっていて。

「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル~生きることの意味を問うことをやめよ~

これも、今の私、だからこそ感じることなのかもしれません。

過食症になりやすいのは「冒険好き」で「心配性」

それ、私そのものです。

新しいことにチャレンジするのが大好きで、実際すぐ行動する(=すぐに成果を求める)けど、すぐ心配したり怖がる。

心のアクセル:冒険好き

心のブレーキ:心配性

この心のアクセルとブレーキの板挟みで動けなくなった時に、アクセルを満足させるのが過食や嘔吐、というのが非常-----に腑に落ちました。

もう、えぇ、その通りでございます。

過食嘔吐は対人関係を楽にするチャンス!

過食嘔吐を、恥ずべきもの、憎むべきもの、敵、要らないもの、と捉えるのではなく、対人関係を楽にするチャンスを与えてくれるもの、と考える。

過食嘔吐を止めることがゴールではなくて、患者の人生の質、すなわち、人間関係の質を高める過程で、過食嘔吐が不要になっていく。

そんな捉え方をしてくれる人と、治していきたいですよね。

後半は具体的な対人関係療法の内容や、実際の治療例が出てくるのですが、それはまた、追々。

精神科医水島広子先生:対人関係療法(IPT)とは

「思い込みによるコミュニケーションのズレ」に焦点を当てて行く感じで、確かに自分でもできそうです。

 

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