先日、傾聴の師匠「はまちゃん」主催の「聴き上手になる練習会」に参加して参りました関口さなえです、皆さまごきげんよう!
今回2回目で、横浜駅近くでの開催。
総勢6人での練習会となったので、3人ずつに分かれて「話す人・聴く人・オブザーバー」で2ターン回すという、充実した練習会になりました!
2ターンできると、傾聴を2回練習できるので、1回目の「修正」を試すことができるので、効果絶大です。
JKDA(日本傾聴能力開発協会)の講師レベルの方が、はまちゃん含めて2人いらっしゃったので、アドバイスもたくさん頂くことができました。
これで1,000円ってスゴイ!・・・てか、往復の電車代の方が高いけど(笑)
失敗は宝物~反省ではなく気づき~
傾聴に入る前に、個人的な目標の設定をします。
Aさん:相手の話を遮るような伝え返し(自己満足の伝え返し)をなくし、話す人の感情に寄り添いたい。
→相づちやごく短い伝え返しのみで、ひたすら聴き続けた。
話し手からのフィードバック
〇話しやすかった
×もっと感情を聴き出して欲しかった
・「寄り添う」という言葉の陰で、一歩踏み込む勇気が出せない自分を守り、失敗を回避していたな。
Bさん:しっかりと相槌や伝え返しをしたい。
→しっかり(長め・言葉を変えて)伝え返しをし、話の要約もした。
話し手からのフィードバック
×もっと喋らせて欲しかった
〇理解してもらっていると感じられた
・まずは相手の言葉をそのまま伝え返そう。自分の言葉はその後で。
Aさんは私なんですが、わりと両極端になった二人の傾聴を三人で共有する中で、傾聴スタイルの違いや、その長所短所なども実体験として理解できて、大きな学びになりました。
また、Bさんは×の指摘を受けて「反省しています」という言葉を使われていましたが、すかさず他の方から「反省ではなく、気づき」と考えては?という提案がありました。
「反省」は自己否定につながってしまいがちだけれど、「気づき」は自分を向上させる機会と捉えられ、自己肯定感に繋がる!
その気づきを得るために、沢山練習して、沢山失敗するために、この練習会に来ているのだなと思ったら、失敗が怖くなくなって、肩に入った力が抜けて行くという、好循環。
失敗は向上のための宝物!
机の上のお勉強もいいけど、対面・実践ならではの学びが、毎回とても有難いです。
傾聴していて「アドバイスが欲しかった」と言われたのは?
個人的に傾聴の訓練をしている時、話し手の方に「もっとアドバイスが欲しかった」と言われたことが何回かありました。
傾聴は寄り添うことで、アドバスすることじゃないから、しょうがない。
でも、そんな傾聴って物足りないのかもしれない。
コーチング的な、何かアドバイスする技法も学んだ方がいいかも。
とか思ったりして、「傾聴のせい」にしていました。
しかし、きちんと「気持ちのワード」を拾って、鏡のように伝え返していくことで、話し手は自分の本当の気持ちに、自ずと気づく。
気持ち丁寧に聴いて行くことで、話し手自身が持っている「答え」に自ずと気づく。
つまり、その話し手が感じたであろう物足りなさは、傾聴の限界ではなく、自分の傾聴力の未熟さゆえなんだなと、気づかされました。
これも、大変恥ずかしいながらも、大きな気づきだった!
★
また「自己一致」の勘違いに気づかせて頂いたり、傾聴して頂く中で、自己理解が飛躍的に深まったり・・・今回もめちゃめちゃ学びの多い、練習会+ランチ会でした!
#今回はお酒抜きです!
はまちゃんの「聴き上手になる勉強会」に参加しよう!
はまちゃんは(今のところ)毎月2回ほど、練習会を、新杉田と横浜で開催されています。
詳細:聴き上手になる勉強会
直近の予定(最新情報は↑こちらをチェックしてね)
・03月 7日(土) 9:30~11:30 磯子区民文化センター
・03月18日(水) 9:30~11:30 かながわ県民センター
・03月18日(水)18:30~21:00 磯子区民文化センター
・傾聴を習ったことある方なら参加OK
(どこの講座でも構わないってスゴイ!)
・参加費なんと1,000円ポッキリ!
JKDA(日本傾聴能力開発協会)の講師資格(はまちゃんの紹介ページ)のある方の練習会ですからね!
「傾聴」のトレーニングをしたいそこのアナタ!是非参加されてみてくださいね。
はまちゃん、今回もありがとうございました!