父への2時間傾聴で学んだこと2★橋の前で共鳴する父と私の罪悪感

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家族への傾聴を続けております、櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

母、夫と来て、最後になりました父の傾聴ですが、思いがけずウルトラな展開になりまして、前回は、衝撃の事実発覚!

父への2時間傾聴で学んだこと1★傾聴してて疲れる理由・生まれてこなかった兄は、実は!そして自分への傾聴

そして今回は、さらに深い深い、愛おしい気づきがありました。

74歳の父に傾聴した:その2

母のお見舞いへ~橋の前の父と私~

母は私を生んだ後(帝王切開)、子宮の病気を患い、体調を悪くしてしまいました。

そして、私が小学校低学年の時に、ついに救急車で運ばれ入院し、手術するという事態に。

日曜日にお見舞いに行くのですが、その時の話になりました。

私:お母さんのお見舞い、私、行くの嫌がってたよね。

父:そうなんだよ、駅に向かうあの橋の前で、渡りたくないってダダをこねてね。

私:えー、私そんなことしてたの?それはお父さん大変だったよね・・・ダダこねられて、どんな気持ちがした?

父:そりゃ困ったよ(笑) でも、自分もどこか行くのがしんどくて・・・

私:え?お父さんも?

父:もちろん、イヤじゃなかったけど、実はお母さんに、すごく罪悪感があってね。

ギャーーーーーーーー(心の中で)

#いや、近所の小さな橋でしたけどね・・・

私の母に対する罪悪感

まさか、父の口から「罪悪感」なんて出てくるとは思わなくて、超びっくりしました。

なぜなら、大好きな母のお見舞いに行くのをなぜ私は嫌がったのか、すごく引っかかっていたんです。

私って薄情だったのかしら・・・から始まって、行き着いたところは「罪悪感」。

お母さんが苦しんでいるのは、私を生んだせいなんだという、私の十八番、母や家族の不幸は全て私のせい!

#私が特殊なのではなく、わりとよくある話らしいです・・・心の学びをしたところによると。

だから、病気でつらそうな母(=罪悪感の証明)を見るのが、つらくて、橋の前で座り込んだのかと・・・。

そんな「罪悪感」自己探求をしていたから、父からそのまんまの言葉「罪悪感」が飛び出して、そりゃもうびっくりしました。

傾聴どころじゃないっつーの。

父の母に対する罪悪感

私:お母さんにどんな罪悪感を感じていたの?

父:仕事ばっかりして、家庭のことは全く顧みなかったから・・・あの時代はそれが普通だったけど・・・お母さんに家の負担がのしかかっていたし、何も助けてあげられなかったし、気づいてあげられなかった・・・。

いやもう、伝え返し(傾聴の基本テク)なんかできなくて、絶句。

そんな言葉が、まさか父の口から出てくるとは思わなった。

いや、父が薄情とかそういうのではなくて、本当にあの時代はそれが普通だったし、父は日頃から母に感謝の言葉を伝える人ではあったけれど、まさか、罪悪感まで感じていたとは・・・

父:お母さんが病気になったのは、自分のせいもあるな、申し訳ないという気持ちがあって、お父さんもお母さんのお見舞いに行くのが、つらかったんだよ。

私:つらかったんだ・・・お父さんも、あの橋を渡るのが、本当は嫌だったの?

父:ははは(笑) そんなわけには行かないし、とにかくお前たちをお母さんのところに連れて行かなきゃいけないって必死だったよ、お前はダダをこねるし(笑)

私:ごめんごめん(笑) 行かなきゃって思って必死だったのね、お父さん。

話をする父の様子から、母を想う、父の深い愛を感じました。

罪悪感の共鳴~自分への傾聴~

なんとなく、小さな私が持つ罪悪感は、父の罪悪感を敏感に感じ取っていて、それも背負いこんで、橋の前で座り込んでいたんじゃないかって、その時ふと感じました。

お父さんが罪悪感を感じている、お母さんを病気にしたのは、何しろ私なのだから・・。

そうやって、何でも自分のせいにする、内的な必要性があったのだろう、私には。

そうでもしないと心が持たなかったか、そうしていると、どうにかやっていけた成功体験があったのか。

いやそれは、何かの体験があったと言うよりも、私の器質、持って生まれたものな気もします。

宿命、もしくは、この世に生を受けたお役目、信じてないけど、前世からの課題とか、そういう、個人を超越した何かがもたらした、必然?

こうして、あなたにこの文章を読んでもらっていることも。

父の深い愛情に触れて

今回、父の母に対する深い愛情を感じることができました。

特に最近、母は父に対して、ちょっと威圧的だったり言葉が過ぎることがあって、子供二人は時々心配になっていました。

しかし父は、それは全て母の愛情表現、母のやり方なのだと理解していて、おおらかに受け止めようと(たまに喧嘩になるけどw)していることも話してくれました。

父スゲー!

そして「罪悪感」は、深い愛情があってこそ生まれるもので、そんな父の「罪悪感」に、私の「罪悪感」もさらに癒されるような気がしました。

#罪悪感と言えばこの名著を!今度レポしますね。

そして今、父と話していて感じるのは、父は感謝の人なんだな、ということです。

母に、私達に、家族に、友達に、そして今は施設の人達に、とても感謝の気持ちを持っていて、そしてできれば何かお返ししたいと。

それも、押し付けの何か、ではなくて、寄り添うような、むしろ受け止めるような、自分でできる範囲の、普段着の優しさで。

その、父の深い愛情を感じられただけでも、ものすごく有意義な時間でした。

こんな父に私は育ててもらったんだ・・・

あー涙が止まらん。

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